お好み焼そばと言っても、こないだ大阪で食べた「お好み焼そばロール」っつーパンのように、お好み焼きまで入っているわけではなくて、きっとお好み焼きソース風のソース、つーことなのだろう。広島風らしいけど、製造は群馬県の、聞いたことのない会社だった。近所の小型スーパーで発見。で、こういう、見たことがないのを見つけると、どうしても味見してみたくなるという悲しい性。(-ω-;)
驚いたのは、なんちゅってもその価格。なんと税込み105円、である。大盛りなのに、缶コーヒーより安い。150円もするペットボトルのお茶と合わせたら、本末転倒ちゅーか主客顛倒ちゅーか。いや、そんな話ではないか。(^^;
しかも、意外とつったらシツレーだけど、かなりイケる。ミョーにフルーティだったり、魚貝や肉のフレーバー系だったりという、最近のチャラチャラした焼そば連中に真っ向から対峙するかのごとく、ストレートに、どこまでもまっすぐに"焼そば"を追求したかのような、少しウスター寄りのシンプルなソース主体の味は、爽やかで好感さえ持てる。って、そこまで熱く語るほどのモンでもないんだけど。(^^;
かやくは、乾燥キャベツと天かす。さらに薬味として、七味唐辛子までついてるのだった。えっ、広島も天かす入れるんだっけ? それに天かす入れた上からお湯を入れるっちゅーことは、お湯を捨てるとき、貴重な天かす(笑)が流出してしまう危険があるんぢゃないか!?
大丈夫( ̄ー ̄)、わたしは遠い昔、カップ焼そば出始めの頃より、かやくをソバの下に敷いてからお湯をかけるという秘技(爆)を編み出し、実践している。この、かやく「麺隠れの術」によって、かやく流出の危険性を減らすとともに、貴重なかやくを上蓋にへばりつかせて無駄にすることもなくなり、また、上蓋に付いたかやくを箸でこそぎ落とす手間も不要なのである。ただ、この秘術を持ってしても、天かすのエキスが流れてしまうのは防ぎようがないなあ。(-ω-;)
余談だが(はじめっからなにもかも余談なんだけど)、遠い昔、いまはなき某二輪車雑誌編集部に在籍していた頃、この秘術を巡って同僚の編集部員Y田くんと激論を交わしたことがあった。乾燥キャベツを麺の上に載せてお湯をかけると、かやくがお湯に浮いてしまって空気に触れている側がお湯を吸収できず、戻りが中途半端になるのではないか、とか、いや、麺の下に敷くとかやくが完全に水没してしまうので、戻りすぎてふやけてしまい、かやくの風味が損なわれるのではないか、とか。
バカである。バカだけど、オートバイのような、もともと人の役にも立たないようなオモチャをああでもないこうでもないと微に入り細に入り突き回している男どもにピッタリの、話のネタだったのである。そして、そんな激論に鍛えられ続けて、Y田くんもいまや、某二輪誌編集長だもんな。他にもm&mの食べる順番とか、焼そばパンのかじり方とか、激論ネタは尽きることがなかった。(^^;;;
まるみ
あ、あたしも、焼そばの具は「麺の下に敷く」派です。こんなアホなこだわりをするのは、世の中に自分ひとりだと思っていました。
ヒルデ
かくれ焼きそばパンファンですが、、。焼きそばパンの食べ方、、って何か小笠原流的なもの想像してしまいましたが、、。(ど〜するんだろう、もし焼きそばが一本はみ出ていたときは、、)
はや
広島風ということは広島焼きのようにキャベツが多めに入ってる
ちゅうことですかいの〜?
それにしても「麺隠れの術」の探究心には感心させられました(笑)
ちあぞー
カップ焼きそばは、ジャンクフードでは一番好きなものです。
今度帰省のついでがあればソレを是非名古屋駅ちょっと手前の辺りで新幹線の窓から放り投げてください。拾います。わんわん。(窓の開け方はご自分で工夫してください。)
shun
まるみさん:
ワシが秘技っちゅーくらいで、実は結構そういう人も多いようです(笑)。
ヒルデさん:
食べ方ではなく、かじり方です。ウッカリ具のソバを落としてしまうリスクを減らす方法とか、最後の一口がパンのみ、という悲しい状況を避ける方法とか、何の役にも立たない方法論です。もちろん、美的な事柄と無関係なのは言うまでもありません。( ̄ー ̄)
はやさん:
キャベツ等は標準的な分量です。内容量135g中、麺が110gですから、ソース等合わせても25gですなあ。
ちあぞーさん:
きっと名古屋でも売ってると思いますぜ。問い合わせてみたらいかがでしょ。製造者は群馬県佐波郡の大黒食品工業(株)だそうです。いまググったら、Web(http://www.daikokufoods.com/)もありました。「上州 赤城山の麓で創業40余年のラーメン作り」だそうです。なかなかネタがありそうなWebでした。また、同社Webによると、この広島お好み焼そばは、小売価格165円だそうです。