ハイテク寿司と奈落

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カミサンが折り込みチラシに反応したので、昼飯はクルクル。が、なんとこの店、ハイテククルクルだったのだ。注文は、モニターをタッチ。待ち時間の分数がデジタルでカウントダウンされ、やがて“到着します”というメッセージが!! もっともこのとき、すでに注文した皿はモニターの真下にまで来ちゃってるので、うっかりすると取りっぱくれる。流れてくる皿をにらみながら、同時にモニターも見てないとダメつーのは、なかなか難しい。さらに、注文された皿は“注文品”というゲタに乗ってくるんだけど、それが複数並んでたりするから、自分がナニを注文したのか、ちゃんと把握していなければならない。「はたはた? それってどんな魚なんだろう」とかいって注文しちゃうと、到着を知らされても、目の前の注文品の皿の、自分が注文したのは白身なのか赤身なのかわからなかったりで、オタオタしちゃうのである。(^^;;;

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さらに、空いた皿はカウンターの穴に投げ込むのにも驚いた。一枚入れるたびに、モニターに表示されるカウントが増えていく。さらに、皿の下にはQRコードが貼ってあって、ある時間を過ぎても取ってもらえなかった皿は、コンベア最後の関門でハネられ、奈落へ落ちていくのだった。右の写真が長大なベルトの終着点。まだイケるという皿はグルリと袖を抜けて周回を重ねるのだが、もうアカンと判断された皿は、そのままパックリ口を開けた奈落へと直進するのだった。これは、かなり悲しい。ああ、ごめんよ。そんなことなら多少干涸らびていても食べてあげたのに。(ノω・、)