道ばたで望遠鏡

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茅ヶ崎某店箱根出張所でビールサーバ用の氷が切れかけたので、大雄山まで買い出しに行く途中。左の路肩に照らし出した駐車中のクルマの陰に、望遠鏡!? そんなわけで帰り道に寄ってみたら、やはり望遠鏡。声かけてみたら若いカップル(?)が「これ、なにも見えないんです。使い方わかりますか?」ヽ(・◇・ )ノ

見たら、7~8cmの反射望遠鏡が華奢なU字経緯台に載った、ホームセンターで数千円で売ってるような粗悪望遠鏡。しかしそれでも一応は望遠鏡なんだし、月のクレーターくらい見えるはずなんだけどなあ、と思いつつ筒先見たら、キャップのセンター部分(屈折望遠鏡で口径を絞るために使うヤツ)だけ外してあって、中をのぞいたら当たり前だけど斜鏡のお尻しか見えない。そりゃなにも見えないだろうなあ。

というわけでキャップ外して、グラグラの経緯台でちと苦労したけど、視野に月を入れたけど、いやー、なんちゅーんだ、まるでティッシュ1枚レンズの前にかぶせたような、この見え味は。ヽ(・◇・ )ノ ウチで見てても気流が悪いとか薄雲越しで海の底だとか書いているが、次に自分の機材で見たら死ぬほどシャープに感じるだろうなあ。おふたりには大感激されてしまったけれど、できれば月のクレーターが見えたというこの感動を忘れないで、次にもーちょっとマトモな望遠鏡を買われることを心から祈りつつ、フェス会場へ向かったのだった。(^^; しかし、横浜から星を見に来たとか言ってたが、なんであんな場所で見てたんだろう。翌日帰るときに見たら、そのすぐ上はお墓だったようだが。((´д`)) ブルブル