今夜、ベランダで。「オートガイドに挑戦の巻」

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新兵器をゲットしたので、再びガイド鏡積んで、懲りずにオートガイドに挑戦しているのだった。

しかも、オートガイド以前に、SXDの追尾精度、どうなんだ。まず75SDHF直焦点500mmで撮ってみたM42は、5分露出でこの程度の流れ方。このくらいなら納得できなくもないが......

続いて撮ってみたM45、5分。右はアルキオーネのアップだけど、まるで固定撮影である。しかもグラグラになってて、まるで強風下にヨワヨワの三脚で撮ったみたいだ。これがホントにSXDの実力なのか!? それに、つい直前に撮ったM42との違いは、いったいなんなんだ。もちろん架台その他には一切触れていないんだが。

で、オートガイドに成功すると、同じ5分露出で、ちゃんと星が星に写るのだった。ていうか、中学生のときに望遠鏡を手にして苦節40年弱、ようやくオートガイドに成功した瞬間である。まあ40年つっても休眠してたのが30年以上あるんだけど。

しかし、それで万々歳とはいかないのだった。次に10分露出してみたけどちゃんと星が点に写るのを確認し、次の対象に望遠鏡を向け、ガイド星を見つけてオートガイダーのセッティングしても、キャリブレーション最後の段階で「MOTOR NOT MOVING!」とか言われてコケてしまうのだった。これ以降は何度やっても同じ。確かにこれまでもコントローラーで指示しても無反応ってことがあって、DCモーター特有の反応の悪さかと思ってたんだけど、こりゃもしかして赤道儀そのものの不良なのかもしれないなあ。ちゃんとオートガイドできてるときは、左のように修正具合がグラフ表示されるのである。