パール富士

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富士の火口部分に満月が乗っかるのを、パール富士っちゅーらしい。ダイヤモンド富士と違って、1に満月前後でないとパールにならないw、2に月は太陽と違ってミョーな動きをするので、年に2回確実にチャンスがやってくるダイヤモンド富士と違って、なんぼ待とうが当たりがない可能性もある、3に、言うまでもなく天気に恵まれないとならない。さらに、4に富士山との距離も問題だ。近ければ近いほどパールの可能性も大きくなるし富士山も見えやすいわけだけど、あんまり近いと富士山でかすぎて火口より月の方が小さくなりすぎてしまう。逆に富士から遠過ぎると空気の状態によって富士が見えにくいし、富士が小さ過ぎてパールが火口におさまらない。まあ、この点に関しては茅ヶ崎あたりは、かなりいい感じだと思う。ついでにこの程度でも空が明るくなっちゃうと、こんなふうに月がうまく写らないから、夜が長い冬がベストだ。
で、とりあえずこれを見るためには、満月が沈む方位を調べ、その方位と富士山山頂を結ぶ線を引いて、その線上に行くしかないんである。なんともタイムリーに2月号の天文ガイド(ちゅー雑誌である。表紙が昨年2月に藤沢から撮ったパール富士)に、まさに「パール富士の撮影に挑戦しよう!」なんて記事があって、それよると1月27日の満月は三浦あたりで見られたようだ。茅ヶ崎だと相模湾沖でないと見られなかったけど、そもそも昨日朝は雪降ってたしなー。一昨日早朝はどうだったっけ。まあ、どっちにしろそんな時間に三浦まで出かける根性はない。(^^; そんなわけで茅ヶ崎近辺でパール富士を撮れる次のチャンスは、2月26日。富士山頂と月を結んだ線は、このへんを通るようだ。ビミョーな位置だが、横着者のワシは結局家から撮ることになるんぢゃないか、と思う。(^^;;
なお、下写真のような、山腹に月が接するのを"転がりパール"っちゅーそうな。なるほど。