今日のサザンビーチ と今日の放射線量

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今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間は41〜57で推移していたようだ。ピークは昨夜19時。毎日の朝刊に"小泉純一郎の「原発ゼロ」"という記事があった。小泉元首相がフィンランドのオンカロに建設中の核廃棄物最終処分場を見学したときの話だ。そして、世界に恐ろしいほどの核兵器と、何百もの原発があるこの世界で、実は核の最終処分場はオンカロに、世界ではじめて作られようとしている。そして、オンカロに続く施設は、世界中、まだどこにもない。かつての原発大国アメリカにも、いまも原発推進一本槍のフランスにも、実は最終処分場はない。そんなもんイヤだから、引き受ける自治体がどこにもないわけだ。
原発推進派のフィンランドが、どういう経緯を辿ってそんなステキな場所を確保できたのかは知らない。フィンランドはその施設で10万年、核廃棄物を保管するんだそうな。338,145km2の国土に533万人。人口密度平方キロ当たり16人(日本は337人)で上半分北極みたいな国(暴言)だから、人跡未踏の大地なんかなんぼでもあるのかもしれない。
それでも10万年である。ワシなんか来年生きてる自信さえないわけだけど、人類、果たして1000年後にまだ生きてるのか。なんかでかい戦争とか天変地異でもあったら100年後さえアヤシイんぢゃないのか。300年後に計画を見直すそうだけど、小泉も言っている。これ考えたヤツは「みんな死んでるよ」。

−−今すぐゼロは暴論という声が優勢ですが。

 「逆だよ、逆。今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。あとは知恵者が知恵を出す」

まったく、そのとおり。解散権握ってる日本の首相って、意外にチカラがあるのだ。今回も、なんの法的根拠もなく浜岡原発止めちゃったし、以前は超法規的措置とかでテロリストを釈放しちゃったこともあった。今回だって、ちゃんと脱原発なら脱原発という国家的なビジョンを先に決めれば、あとは脱原発で金儲けできるシステムを作ればいいだけの話なのだ。