今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は37〜39で推移していたようだ。久々に、37という数字を見たなあ。
経済産業省がまとめた2030年の電源構成の政府案によると、原発は20〜22%とされているそうな。経済界代弁政党の自民党政権でさえ、40年経過の原発は廃炉とか、消極的とはいえ将来的な脱原発政策をとっているわけだが、経産省の案を実現するためには、記事にもあるように40年を経過した老朽原発の運転を延長するとか、原発を新規で建設しないと実現できない。まあ再生可能エネルギー22〜24%というのと数字のバランスを取っているのもあるだろうが、旗幟鮮明とは、つまりこういうことである。
そして、おそらくはそのバックボーンのひとつとしているのが、27日に出してきた"やっぱり原発のコストが一番安かった"、という経産省の試算だろうが、その理由たるや、なんと今回の福島の事件を受けて新基準が適用されたことにより、原発の安全対策が強化された分、事故が起きる確率は半減したということで、事故対策コストを低く見積もったからだという。おまえらなー、東大出て、ひとよりアタマいいつもりなのかもしれないが、事故の被害は計算問題とは違う。いいかげんその、机上の数字遊びはやめたらどうだ。
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