昔から不思議なのが重と丼の違い。重に鰻だけ入れて、別盛りで飯とか出すのもあるらしいが、そんなことしたら鰻が冷めちゃうし、鰻はほかほかご飯に載って湯気を浴びて、さらにうまく喰えるわけなんで、そんなのは喰いたくない。そしてそんなの、あんまり見たことがない。と、すると、器が違うだけなのか。あるいは鰻そのものも違うのか。天満にある天五屋なんかだと、物理的な鰻の量がイコール価格差なので実にわかりやすいし、某有名店では、高いのは天然、安いのは養殖だと明記してあった。でも、ふつーの店では、その違いがナニも書いてないことが多い。敢えて店名を秘すけどこの専門店でも、丼のほかに、重が1200、1800、2400円と3種類もメニューに並んでいる。価格差が内容に感じられなかったら悲しいなあ、とかビビりながらも、エイヤと比べてみることにした。左が丼、右が重。左は950円、右は1800円。左の方が、キモチご飯も多いような。しかも左の方が、鰻は少し小さいようだけど、味は逆にちょっと美味しいちゅーか、少なくともわたしの好みだ。右は、もしかしたら高級なのかもしれないけど、ワタシ的には油乗り杉。くっそー、だったら丼2杯喰えばよかった。と、いうわけで、完敗。(ノω・、)