銀座ロッキートップを創業し、2002年1月に脳梗塞で急逝された故小柳マネージャー。そのメモリアルフェスが、3月の彼岸の日に行われ、なんとビタミンズも参加させてもらった。チーフからコイケさんに“出てくれないか?”というオファーがあった(?)とき、ああ、コイケさんならカントリー長いので付き合いもあったかもな、って思ったのだが、後で聞いたらほとんど“店の人と客”でしかなかったという。それならワタシと同じである。ということは、なるほどチーフは、いまは亡き小柳さんに“ロッキーにはこんな新しいバンドも誕生していますよ、ちょっと(かなり)ヘタクソだけど”なーんて報告したいんだな、なんて思ったりしてたのだが、単にコイツら大きい顔でウロウロしてるし、きっと小柳さんともそれなりの付き合いがあったに違いないとか勘違いしてただけっちゅー気もする。
しかし、勘違いが縁であろうとも、縁は縁である。たまたまその時期、こんな活動してなくて、だからひとりの客としての付き合いしかなかったけど、ちょっと時間がずれてたら、チーフたちが心に残す、濃い思い出を共有できたかもしれない。ていうか、チーフ作の、ロッキーのかわら版の4コママンガに描かれるエピソードはあまりに強烈に楽しく、だから実は常連のほとんどは、そんな思い出のいくつかを、すでに共有しちゃっているわけだが。
しかし、もうその小柳さんは、鬼籍に入って五年。だから今日の主役は、こうしてTVモニターの中でロッキートップを唄ってたり、20周年の記念品をみんなに手渡してたりするのだった。なお、ロッキーのかわら版の古いのはロッキーWeb(旧版ながら更新中)で読める。また小柳さん(当時はマネージャーと記載)が亡くなったときのかわら版は、PDFだけどコレ。
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