今日も水平線までよく晴れて、場所さえわかっちゃえば南中過ぎたカノープスもなんとか肉眼で見つけられるのだった。まあ、およそ北緯35度32分あたりから水平線を見てるんだから、考えてみれば見えるのも当たり前だったんだけど、それでもなんとなくウレシイのはなんでかな。(^^; 問題はレベルをイヂってもこの程度しか星が見えない、空の明るさかも。(-ω-;)
北極星の導入位置を修正して、35mm換算300mmで8分露出して、星像はこんな感じに収まるようになった。ただし実は水平取れてない(^^;ので、周辺はミョーな方向へ動いてたりするし、うっかりすると全部流れたりもする。このへんは、キッチリ水平を出せる足に載せるか、あるいは北極星だけではなく、いくつかの基準星をポイントに導入するしかないのだった。
ちなみに右上の写真のタネを明かすと、下左が原版、右が加工後なのだった。あれは10月中旬、オリオン座流星群も近いちゅーのでほんっとに久々に、気まぐれに星野写真撮ってみたら、たった30秒の露出なのに写真がまっ白白で絶望!! しかしものは試しとPhotoshopに喰わせてイヂってみたら目で見るよりたくさんの星を浮かび上がらせることができたのが面白くて、だんだん深みにはまりこんで今日に至っているというわけなのだった。そんなわけでこんな写真でも、この程度の星を浮かび上がらせることはできるけど、ISO800で8分も露出してるんだから、ホントならもっともっと暗い星や、M45のガスが写ってもいいような気がする。世には”光害フィルター”なるものがあって、水銀灯やらの波長の光をシャットアウトしてくれるそうだけど、そういうのを使えば暗い星空が写せるのかな? あるいは写真の加工が下手なのかもしれない。このへんの加工ノウハウ、誰か知ってたら教えてほしいなあ。ていうか、ベランダでうだうだ言ってる前に遠征しろってか。(^^;; なお、今夜の日記なのでそういうタイムスタンプだけど、カノープスは21日1時過ぎ、スバルは2時過ぎの撮影なのだった。(^^;; もっと早い時間なら、もうちょっと高度稼げてこれよりはよく写るのかも。