昨夜の続きである。写真はオリオンあたりのどっかである。ガイド鏡に明るめの星を入れることを重視しているので、写真鏡がどこに向いていようが知ったこっちゃないんである。本末転倒ではあるが、あくまでも今夜の主題はオートガイドなんである。
左が5分、右が10分。決してビシッとしたもんではないが、まあ、一応オートガイドには成功している。ところが今夜も、昨日と同じく、これ以降は「モーターが動かない」と言われてキャリブレーションの段階でコケ続けたのだった。さらにはガイド星をロストしたというメッセージが出て、どういうこっちゃねん、と空を見上げたら、さっきまで晴れてた空がほとんど雲に覆われてるぢゃないか。(つд⊂) というわけでこの試行錯誤、さらなる明日に持ち越し。雨は降りそうもないので、赤道儀などはビニールでぐるぐるにくるんで出しっぱなし。(^^;
さらに、もうひとつ、もっと根本的な問題。この2枚は露光時間が倍も違うのに、写ってる星の数がほとんど変わらない。茅ヶ崎は言うまでもなくかなりひどい光害地で、昨日の写真も含めLPS-P2という光害除去フィルターを使っているけど、結局ISO800 / 5分で写る暗さの星あたりから、フィルターでは除去しきれない空の明るさに埋もれているんだろうなあ。どうせ3分や5分しか開けても意味がないのなら、オートガイドなんかホントに必要なのか(爆)。ぶっちゃけて言えば、まともなステッピングモーターの赤道儀使えば、ノータッチで行けちゃうんじゃないか、という気もする。まあ、そんなわけでこれらの苦労は、そのうち来るべき遠征時にとんでもなくすんばらしい写真を撮るための、ひとつのステップだということにしておこう。(^^;