おととい買ったオモチャを昨夜ファーストライトして、おお、広い広い、明るい明るい、さすが7×50。木星の衛星も見えるし。……とか思って喜んだのも束の間、アレっという疑問が黒い影となって心をよぎった。これ、もしかしたら、小さいんぢゃないのか。そう、イメージサークルが、である。そこで実験してみた。まあ、実験と言ってもデジカメを接眼部に押し当てて撮っただけなんだけど、ほーら、20年から昔のツァイス・ポケットグラス10×25(右写真)とほとんど変わらんのだった。これでは、広い、と言うより、小さい、が正しいような気がする。まあツァイスのポケットは、こんなに小さいのに値段が昨日のオモチャとは10倍から違うんで、むしろツァイスの光学性能の方を褒めるべきなのかもしれない。ほんと、明るくて周辺までビシッとした像はホレボレしちゃうなあ。それと比べると黄色のオモチャは周辺部にいくと段付きで転げ落ちとるな。左は同じくツァイスの8×20単眼鏡。ブレちゃったのと、接眼部の構造上接眼レンズにカメラのレンズを近づけられなくて、ちょっとこの写真では差がついてるけど、これもかなりスゴいのだった。