天文部トンガ支部長の誕生日プレゼントに、自作望遠鏡キットを送ったわけだけど、それがようやく届いたとのことで、早速それで撮った月の写真を送ってくれたのだった。前回、望遠レンズで撮った月と比べると、一見、今回の方が良くない写真に思えるかもしれないが、それは不慣れな手持ちコリメート撮影を、なんとデジタル一眼でやらかしてるから、光軸ずれてるしピンも追い込めてないしブレちゃうし、なのである。きっと月蝕(12月21日)までにはステキな写真も撮れるようになってるはずなのだった。だよね。w
で、これ(組立 天体望遠鏡 35倍)がトンガ支部に送った新兵器である。2880円である。あわや送料の方が高くなりそうだった低価格の望遠鏡だけど、値段で判断してはいけない。あ、いや、ふつーは値段で判断すべきなんだよな。このへんの価格の教材望遠鏡は実際、ハッキリ言ってゴミ以下のものばっかりだし。だけど、コレだけは違う。この価格にして、対物レンズは口径40mm1群2枚のアクロマート、そして接眼レンズはケーニヒ(逆ケルナー?)にスマイスをかませた3群5枚で、なんと対物接眼ともにレンズは光学ガラス製。焦点距離273mmで35倍だというから接眼は7.8mm。”組立天体望遠鏡 35倍”あたりで検索すれば、作例が山ほどヒットするほど、その性能に定評がある望遠鏡なのだ。そして言うまでもないことだけど、実際に目で見る像の印象は、コリメートで撮った写真の何倍もクリアでシャープなのである。
もうひとまわり安いキット製品に15倍ってのがあって、どうも接眼部の違いだけのようだから、スマイスレンズ入れなければ15倍になるのかも。あ、でも、15倍の方は接眼レンズがプラだなあ。もしかしたら設計でんでん違うかも。まあ、そんな失敗しちゃっても、そんときゃ接眼部改造して市販アイピース使えるようにするとかしたら、さらに楽しくなるかも。まあ、こんな値段のモンにナニするんだという話もあるが、こんな値段のモンだからこそ、なんでもできるっちゅーのもあるしな。2個作って、双眼鏡にしちゃう人もいたりするし。
しかしこの上弦の月、茅ヶ崎では雨雲の上にあって残念ながら今夜は見えそうもない。
色々アドバイスありとうございました〜。
ホント、スグレモノを頂きました^^
昨夜(14日)も挑戦してみまたが、少しコツをつかんだみたいです。ちょっとまともかな・・・多分。
きっと、来週の月食までには任務を果たすべく頑張ります(笑)
Juncoさん:
いやー、blog見ました。もう、リッパな“天体写真”になってました。価格考えたらめっちゃ素晴らしいですが、まあ、しょせんはあの程度のモノなので限界は低いです(笑)。気長にちまちまやってください。w