このサザンビーチで開催されていた「湘南祭」の中止が決まった。湘南祭の主イベントである「大岡越前祭」も中止だ。イベント開催中に津波が来たらどうする、という意見が出たそうな。あーた、そんなこと言ったら、今年からは海水浴場もCLOSE。それどころか、海岸は立ち入り禁止だな(笑)。まあ、実際は警備上の問題なんだろうとは思うけど。
31日9時の時点で、茅ヶ崎の放射線量は68nGy/h。未明の3時に69に落ちて、それこそここしばらく、グラフにすれば微減を続けている。また、茅ヶ崎の水道水の放射能濃度は、昨日9時の数値で8.6Bq/kgと若干の減少に転じたようだ。しかしまあ、もうそんな数値の多少の増減なんかどうでもよくて、問題は福島の現場では、いまも継続して放射性物質が放出されているということである。さらに気になるのは、海洋汚染だ。
「休む海鳥たち」というエントリーにも書いたしコメントのお返事にも書いたけど、ちょっと考えられないレベルの放射線物質が、海へ漏洩し続けている。昨日のニュースではヨウ素-131が130Bq/ccつってたのが、今日は180Bq/ccだ。水道水の基準的に言うなら180000Bq/kgだ。今回の事故で政府が急遽でっち上げた”ここまでOK基準”の600倍である。大ざっぱな計算だけど、毎日2リッター摂取して1年暮らして0.1mSvの被曝、というWHOの水道水基準だと30000倍になる。ってことは、0.024リットル、つまり24cc飲めば、WHO基準の1年分の被曝ができちゃうというわけだ。逆に言えば、この水で1年暮らすと1日8.2mSv被曝するから、1年で約3000Sv。1年で半分死に、2年でほとんど全員死んでるなこりゃ、ってことになるのか。うーん、そんなに激甚なのかと、計算しながら書いてて恐くなってきた。なんか、初歩的な計算間違いしてない? 誰かぜひ検算して、クソバカなわたしのミスをあざ笑ってください。本気で。
もちろん海だから流れ込んだ放射性物質は三次元的に拡散するわけだけど、これまた問題は、これで放射性物質の漏洩が止まったわけではない、ということだ。現在、まったくそれを止める手立てがないどころか、この先もっと大量に流入する可能性も決して小さくないんだよなあ。
花火大会も中止・・・?
Juncoさん:
大岡祭は、まあ、時期的に素朴な自粛という面もあると思います。また湘南祭は、大岡祭との親子イベントだったこと(おそらくは親イベントが飛んだので子イベントも予算が手当てできないんではないかなー)と、今回はまだ余震続く中、地震・津波対しての対策は困難という判断のようです。何万という人がいるところに、万一津波警報が鳴ったらどうすんの、ちゅーことですね。実際、防潮堤として機能する134より海側に子供を入れたくない、という親御さんも多いそうです。代替として6月初旬の市内の他所で他の形で、何かを開催、てな方向のようですね。
とかゆってたら、公式に発表されましたね。
https://www.chigasaki-cci.or.jp/shonan_festival/