今日のサザンビーチ と今日の放射線!?


風も強いし波も強い。そんなわけでビーチはサーファー、沖はウインドサーファーがいっぱいという、なんだか久しぶりの姿を見せるサザンビーチなのだった。自粛や放射能はともかく、そもそもここんとこ、波も風もろくになかったんだよなあ。
4月8日午後1時の、茅ヶ崎のモニタリングポストの数値は59nGy/h(毎時0.059マイクロシーベルト)、そして県衛生研究所の水道水に含まれる放射線量(昨日の朝9時)はヨウ素-131が1.1Bq/kg、セシウム-137は3月18日以来ずっと不検出。寒川浄水場では3月25日以降、セシウム-136もセシウム-137もヨウ素-131も不検出である。前にも書いたけど、浄水場で不検出なモノが、蛇口から検出されるのはなぜか。きっと検出方法とか検出器の精度とかが違うんかもしれないし、浄水場で測ってるのは受水口で浄水過程で曝露してるとか、これは考えにくいけど、浄水場から蛇口に至る経路のどこかに曝露するような場所があるのかもしれない。ちょっとこれ以上はわからん。なんでこの数字の食い違いが県で問題にならんのかも、わからない。
それにしても、湧き上がる怒りと、どうしようもない無力感に、交互に苛まれる毎日。原発至近まで近づいたジャーナリストのビデオ報告を見つけた。原発2.5kmの地点で7.85μSv/h。鳴り響く線量計の警報音。さらに2kmの地点に取り残されたブルドッグ。被災地の現状に思いを寄せ、そして失われた膨大な人命を思えば犬に泪してる場合ぢゃないとは思うんだけど、エサが欲しくて何度もオスワリする姿を見ていると、やっぱり泣いちゃわずにいられない。もう4週間、こいつらは放置されているんだなあ。原発が見える海岸線1.5kmの地点で100μSv/hを超える放射線に被曝しながらビデオを回すジャーナリストってどうよっちゅー話もあるが、この映像にはそこへ行ったヤツにしか撮れない真実が、確かに映し出されているのだった。

Author: shun

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