大荒れの海だけど、土曜だし波もある(?)しでサーファーなみなさんがいっぱい。
今日の放射線量は朝9時の段階で60nGy/h。ずっと59から62あたりをウロウロしていて、このへんが6日にも書いたように、福島が小康(?)状態でのノーマル値なんだろう。水道水は、基本的に朝9時のデータを翌日13時発表っちゅーことになってるはずなんだけど、いまも7日9時のデータのままで更新されていない。
東電はここにきてようやく汚染水の拡散防止策を打ちはじめたようだ。んなことどんなに遅くても、放水はじめたころには当然のごとく予想できたことだと思うけれど、超高濃度の汚染水が流れ込んで問題になって、それからはじめてシルトフェンスなどを手配してるって、いったいどういう危機管理してるんだろうか。
魚はいるけど、獲っても売れないんである。既に福島や茨城の漁業は事実上壊滅した。宮城や千葉はいまのところ知らんぷりしているが、「ただちに健康に営業を及ぼすものではない」数値が検出されるのも時間の問題だろう。ただちにこの補償を迫られるに違いない。
さらに問題は、海は、海に面した国がみんなつながっているということだ。実に悲しいことに、日本は地勢学的には四面楚歌なんだぜ。既に雨が降ったからつって学校が休校になったりしている国もある。んなもん、海から0.00なんとかの数値が出ただけで、非友好的な近隣諸国は口を揃えて漁業ができない、賠償しろ、と要求してくるだろう。福島沖から海流に乗って、行き着く先は北米西海岸。こっちも黙ってないかもしれない。
もはや世界の目は、日本を同情の目で見てはいない。自国のみの都合で海洋を平気で核汚染する政府と、それに対して羊のように文句を言わない国民の国として、警戒の目で見ているだろう。国民が文句言うだけ、まだリビアのほうがいいと思ってる国さえあるかもしれないのだ。