写真は18時ちょっと過ぎ。ついこの前、ダイヤモンド富士を見損なったわけだけど、あれからずいぶん日没位置が北に移動したなあ。
そういや♪ずっとウソだった、っちゅー自身の曲の替え歌を流して物議を醸した歌手がいたけど、1号機、やっぱりウソかいな。1〜4まで、どいつもこいつもヘンだけど、初っぱなにアタマを吹っ飛ばして以来ずっとヘンなのが1号機。かなり断片的なデータしか出してこないけど、それだけ見ててもヘン。3月終わり頃からは温度も圧力も線量も上がって、それで安定してるってナニが? とか思ってたら、とうとう保安院が公表している4月8日のプラントパラメータで、格納容器の放射線量がいきなり100Sv/hなんちゅーとんでもなく高く、しかもヘンにキリのいい数字に跳ね上がったんである。
で、その翌日から数字が公開されなくなったと思ったら、計器の不具合にされちゃったって話を15日に書いたわけだ。そのときゃ真っ先に、ははーん、100までのメーターが振り切れたな、とか思ったけど、あとから調べたらニコ動かなんかのプレス(書いてて改めて思うけど、これってスゴイなw)が東電にそこんとこちゃんと突っ込んでて、東電から「10の5乗だから10万まで測れる」という解答を引き出していた。で、周辺の放射線量上がってないから計器の故障だろう、とか東電が言って、以降、1号機のデータが出てこなくなっていたんである。
ところが、今日のニュースでは「1号機では出入り口の扉ごしに毎時270ミリシーベルト」が計測されたっちゅーではないか。扉つったって、そこらのドアぢゃない、鋼鉄の20cmからの厚さがある扉だ。その扉を開けたら、中の線量はどれほどのもんだろうか……。そうかー、10の5乗って、単位はミリだったのかー。ニコ動(だっけ)のプレスと一緒になって騙されてたぜ。やっぱ100までのメーターが振り切れてるのか?
って、んなわけないような気もする。いかにボロクソ言われてるとはいえ、かりにも原発である。いつも止まってるわきゃなくて、運転中のドライウェルの線量を測るんだから、毎時100シーベルトしか測れないようなCAMS(格納容器雰囲気モニター)使ってるとも思えないんだけどなー。でも、中性子飛び交う圧力容器ぢゃなく格納容器の中を測るだけなんだから、通常運転時でもふつー100Sv超えて測る必要なんかないような気もするなあ。ほんとに記者に対する回答通り、10万シーベルトまで測れるのだったとしたら、100を超えて以降の数値は、とても口に出せないくらいスゴイことになってるのだろう。
つまりメーターの単位がミリSvでもナニもつかないSvでも、やっぱり東電ウソつきか、って話なのだった。あー誰かフクシマのCAMSのセンサー位置とか計測限界値教えてくれ。