天気概況では晴れになっとるんだけど、どうも見ても曇り。写真はお昼過ぎ。夜10時前のいまも晴れだちゅーんだけど、雲の向こうに月齢13.3の月が南中過ぎてるのがわかる、という感じ。もちろん雲が切れたら望遠鏡持ち出すつもりなんだけど、この雰囲気じゃ、まあダメだな。今日午後5時の、茅ヶ崎の放射線量は52nGy/h(0.052マイクロシーベルト/時)である。
それにしても、ここんとこ、いろんな情報がボロボロ出てくる。ボロボロボロボロ、次から次へと、いろんな事実がこぼれ落ちてくる。実は事故が起こったその日のうちにメルトダウンしてたとか、炉心のコントロールを失った原発ならその日のうちに起こると誰でもわかってたことを、いままで中が見えないとか、人が近づけないのをいいことに「わからない」と言い張ってきたけど、それもついに口を割った。地震や津波が想定外だと言い張ってたのも、実は経産省所管法人が、“7mの津波でほぼ100%の確率で炉心損傷”とキッチリ想定して報告してたことがばれた。この記事ではまだ東電の発表を鵜呑みにして、想定5.7mのところを15mの津波に襲われ、とか書いてるが、想定波高が5mだったので防潮堤は5.7mだったのだし、そんな15mなんて津波が来てないことも、やがてばれるに違いない。さらに、揺れは設計基準内だったので地震には耐えたが津波が想定外だった、ちうことにしたくて、だから15mという巨大津波だったと言い張ってたわけだけど、実は津波が来る前に、その設計基準内で想定内だったはずの地震で”電源喪失による損傷以前に原子炉圧力容器などの原子炉の重要な設備が損傷していたのではないか“ということもばれた。つまり津波が来なくても、非常用電源が作動していても、どでかい事故になってた可能性が高いというわけだ。もう、なにからなにまで、ダメダメである。しかもこの期に及んでまだ、14日には”2、3号機もメルトダウンの「可能性」”があるとかのんびりしたこと言ってる一方で、15日には3号機にホウ酸注入してるってこたー臨界を考えてるわけだよね。もーむちゃくちゃだ。
そういえばとうとう、安全委員会の委員長が保安院を批判しはじめたそうな。これまでみんな一緒に保身をはかってたんだけど、もういろんなところからボロがボロボロ出てきちゃって逃げ切れないヤツも出てきそうだし、そろそろ自分だけでもとんずらって魂胆のヤツも出てくるんだなあ。
1号機の圧力容器、格納容器共に穴があいてるって事は原子炉と外界が繋がっちゃってるということで(水を介して、ではあるけど)かなり凄いことだと思うんだけど。
そして皆さん口をそろえて言う3号機が心配な事。
ジリジリと温度が上がっている。
最臨界の可能性を考えてのホウ素注入。
4号機の爆発は3号機の原子炉から漏れた水素が4号機の建屋に溜まった可能性が高い、と推測されています。なぜなら4号機の原子炉には燃料が入っていなくてしかも使用済み燃料が入ってるプールの無事が確認されたから。
ということは3号機の原子炉も外界と繋がっている可能性大。
こちらはMOX燃料。
致死量の6〜7シーベルト/hの3分の1の値が建屋内で観測。
ああ、なんかレントゲンやらCTスキャンを持ち出して単純比較して安心です、とテレビで言っていた頃が懐かしい。もちろんこれも重大なウソ。
リスクが一般人の目の前から無くなったら事実を出してくるんですね〜
べーさん:
原理的に爆発しないとか、構造的にメルトダウンしないとか、いろんなこと言ってた人たちがいましたね。みんなどこ行っちゃったんでしょうね。