ギターを受け取りに行ってきた。そう、このバイクは実用車なんである。( ̄ー ̄) ハンドル低くしたら、まるでシート高の低いスポーツスターみたいで、かなり気楽に乗れちゃうんである。
そもそもオートバイの理想ってのは、昔、ステキだった頃のY社のカタログがいつも連呼してたように、”軽量・スリム・コンパクト”である。これに、”低重心”や”マスの集中”が加わるとさらに理想に近づくわけだけど、意外なことに昔のハーレーって素の状態(笑)だと、この5項目中、なんと軽量以外の4項目を満たしちゃってるバイクなのだった。意外だけど、これホント。ワタシだって高校生の頃は、ハーレーなんて、デカイ重いボヨンとした大ざっぱなバイクで、あのミョーなエンジンのリズム以外に評価すべきところなんかないだろう、なーんて思ってたんだけど、大学の頃だったか、乗せてもらって驚いた。ああ、このバイクってスリムで低重心だから、こんなに重くてもサクサク走れるのかあ、と。ああいう人たちがカウリングや箱やランプ類を付けまくって制服着てたらたらつるんで走るからボワーンとした印象持ってる人が多いけど、芯はスリムで低重心。ヘンな部分、おかしな部分もいっぱいあるけど、オートバイとしての基本的な性能はかなり高いバイクなのだった。