今日のサザンビーチ とやっぱジャーナリズムは中国の勝ち!?


ここんとこ、海水浴場はずっと黄旗か赤旗。波が強いんである。このへんで生まれ育った人によると、黄旗ほど楽しい海水浴場はなかったそうな。赤だと、入ればもっと楽しいんだろうけど、入ると怒られるので楽しくないわけだ。今日13時の線量は49nGy/hである。
今回の原発事故では、なんちゅーんだ、自分の不明を含め、ガックリ来たことが山のようにあるわけだけど、いちばんガックリ来たのが、日本の大マスコミが、芯の芯まで腐り果てていたんだと思い知らされたことだった。彼らにあるのは、日本的な”裏”で物事が動くことの肯定と、鼻持ちならない選民意識だけだった。まあ、そういう日本的なシステムは、国家の運営はもちろん、大企業から零細工場の経営、国会から町内会やPTAの会合まで、ずっと存在している。で、そういうのはホントは間違ってるけれど、組織に属し、今日のメシを喰うためにあきらめている、というのなら、まだわかる。手言うか、きっとみんなそうなんだと思っていた。しかし、ホントはそうじゃなかった。彼らはそういう”選ばれた者”として、積極的にそんなシステムを堅持推進していたのだ。
彼ら日本マスコミに属する人間からすれば、中国のジャーナリズムなんて鼻で笑っちゃうような存在でしかないだろう。なにもかも統制されて、国家の思うがままに書かされていると思っているんだろう。だから鉄道事故の報道に関しては、「中国メディアが異例の抵抗」なーんて上から目線の記事を書いちゃえるわけだけど、なーにいってんだか。中国のメディアは、共産党の中央宣伝部が通達を出さなければ、本当のことを書くのだ。本当の責任を追及するのだ。日本のマスコミは、政府に通達なんか出されない。それどころかちょっとでも言論に関わる法案でも出されようものなら、大騒ぎして抵抗するわけだが、実は日本は、それを牛耳っている者が都合の悪い報道を押さえるべく、何らかの通達を出す必要などなかったのだ。だってマスコミは彼らのカネで喰っている、というか、彼らの一部分だったのだから。

Author: shun

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