今日朝9時の放射線量は46nGy/hだった。昨日も夜になって47へ数値が上がり、深夜3時には48になって、で、朝に46に戻るという、ここ最近のパターン。原発でなんかやってるから、なんて上がり方ではないので、やっぱ気象の条件に関係してるんだろうなあ。
そういややらせメールであれだけ問題になった九州電力が、国に提出した報告書でやらせの発端だと噂される知事への言及を避けたり、たった3ヶ月の減俸で社長の続投を謀ったり、一方の東電は1兆円ほどの税金投入を申請(しかも今年分)したり、今年電気料金値上げを見送るかわりに柏崎刈羽原発の再稼働を要求したりと、どうも、やっぱあの人たちの意識は、ふつうの人のアタマの中はかなりかけ離れているようだ。枝野経産相が不快感示して社長続投は難しくなったようだが、やらせの発端とされる佐賀県知事はダンマリだ。東電は今年値上げを見送っても、2012年に廃炉追加費用を算定して電気料金を見直すとかゆってるそうだが、あのね、ふつーの企業なら施設を導入するとき、その建設から廃棄までの全コストを計算するよねふつう。それをしてなかったんかい。って、こいつら、してないんである実は。使用済み核燃料をどうすんだよ、なんてことさえ、実は考えてなかったんである。ぶっちゃけ言えば、いまはノーアイディアだけど、30年もすりゃ人間も進歩して革命的な核処理技術が実用化されてんじゃないの、ってなことで原発は推進されてきたんである。マヂの話である。
1960年頃に計画が持ち上がった福島第一原発。あれから51年たって、人類にわかったのは、やはり原子力って人類の手に負えないかも、ってことだけだ。