米海軍でいまも正式採用されているフライトジャケットのG-1。昔、このジャンパーをゲットしたころ、ざっと調べていろいろ書いてたつもりが、書いてなかったのか、あるいは検索が悪いのか、見つからない。こんどメンテナンスに出すつもりなので、備忘録としてコイツのディテールを記録しておこっと。
スコードロンパッチはVA-146のブルーダイヤモンズ。1956年11月に創設され現在は空母ロナルド・レーガンでF/A-18Cを運用する航空隊。このパッチは1960年からVAがVFAになった89年まで使われてたもので、MIL番号やコントラクトナンバー見ると、ジャンパーの製造も50年代中盤から後期あたりでパッチと時代的にはマッチするものの、もちろん後のオーナーが貼り付けた可能性もある。
右ポケットのフラップ下にもサイズのタグ。左ポケットにはペンケースが。
サープラス衣料によくあるのが、ポケット内に記入された名前。両面に、B BADGERさんのサインが入っていた。襟裏にはUSNのステンシルがあったはずなんだけど、消えちゃったのかな。
ジッパーあげてムートンの襟を立てて、それでも首元から入ろうとする風を防ぐタブ。もう既にこのころの戦闘機はジェット化されて密閉キャノピーになってるはずだけど、ジャンパーのMILスペックはレシプロ時代のままだったんである。タブを止める2個のボタンの、遠い方が欠品。
USNのパンチングが。これはあくまでも個人所有品ではなく、米海軍の財産を貸与されておるのだ、っちゅー主張である。ジッパーはCONMER。当時モノかどうかは不明。