朝9時の茅ヶ崎の線量は44nGy/h、ていうか、もう文科省のwebはGyで書いてないし0.044μSv/hと書くべきかなあ。0.044だと無に等しいけど、44だと結構な数字。マイクロとナノなんだから当たり前なんだけど、数字を大きく見せようとしている、とか言われるのもアレだしな。この24時間は43〜45で推移。
さて、昨日、言ってみりゃ条件闘争している福井県知事をまるで反原発再稼働風に書くマスコミ真意がわからんと書いたわけだけど、実は枝野の言う電力不足はウソで、火力で電力はほぼまかなえる、という論調も不思議だよなー。ほとんど原発止まってた去年の夏だって今年の冬だって、電力足りてたんである。そこから余計に何基か発電止まったからちゅって、そこまで電力供給が逼迫するわけではないなんて、誰だってわかっているよなあ。そして、特に関電なんかは原発依存度が高いので、原発が基幹的な発電をして、火力は調整的な発電を担っていたんだろうなんてことも知っている。そしていま、原発止まってるので火力がなにもかも発電しているわけだ。
で、トータルのコスト計算は別にして、いま、目先のカネのことを考えるならば、火力を増やせば燃料費が増えて発電にこれまでより余計にカネがかかる。だから枝野が、再稼働なければ値上げ、という話になるのもわかる。しかし原発な人々がなにより困っているのは、いまそこにある原発が、発電しているときとそんなに変わらないコストをこの1秒1秒変わらず喰い続けているのに、1円の利益も生んでないってことなんじゃないのかな。
たとえるならある町に何軒かの町工場があって、それぞれチョー高価なスペシャルNC旋盤入れて使ってたけど、一軒の工場がうっかり機械をぶっ飛ばして周辺に多大な迷惑をかけちゃった。その工場は賠償で青息吐息だ。しかもそのスペシャルNC旋盤には重大な問題も発覚しちゃって、うっかりするとどこの工場でも、周辺にエライ被害を及ぼすこともわかった。で、なんとなくみんな使っちゃいけないってことになっちゃった。みんなしょうがなくて、これまでの古い旋盤引っ張り出して、工員さんどんどん増やして工場回してるけど、人件費は余計にぼんぼんかかるし、なによりピカピカのスペシャルNC旋盤、毎月の膨大なリース料は払い続けているのに1円のカネも生まない。しかもNC旋盤の問題は、根本的に直すにはNC買い換えることや、そいつで製品作って生まれる利益より大きな費用がかかりそうだし、そもそもスペシャルNC旋盤、果たして世の中のために存在していいのか、とかいう議論まで出てきたり、ほかの加工方法を考えろとか言われたりしはじめた。うーん、そんな未来のことより、いま、たのむからこのNC旋盤、使わせてくれよ-。気をつけて使うから、てなもんだ。
でも、なんかあったら、下手すりゃ町が誰も住めなくなる。はて、どうしたもんか、という判断を、NC旋盤の専門家でもなく、工場の工員さんでもなく、機械にはずぶの素人である町長が工場経営者に強く言い寄られて、勝手に決断しようとしているわけである。
ああ、もうっ、わかりやすいんだからっ!
周辺をもぶっとばすNC旋盤って、動力はもしかして……原子力かな!(笑)
しんちゃんさん:
だったりしてー。ていうか、ワタクシのblogはあくまでも素人の遠吠えなので、あまり参考にしないように。(^^;;