朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は、42〜43の推移である。新聞をよーく見ると、1993年の安全委員会によるブラックアウト対策に関する提議が、電力会社の意向が反映されて、というか、安全委員会が電力会社に対策が不要な理由を示す文書を作らせ、それを報告書としたもんだから、当然ながら、全電源喪失に対する対策が取られなかった、という話が載っている。よーく見ないとわからなかったりする。webでは、検索しないと出てこない新聞さえあるくらい。ていうか、ワシのメニューのたどり方が悪いのかもしれないが。一方の東京新聞は1面トップでその続報として、安全委が関連する全資料を公開したと説明しながら実は一部を伏せていたことを報じている。もう、ずぶずぶの上に重ねたずぶずぶ。これは1993年のことじゃなくて、ごく最近、国会事故調が提出を要求して発覚したわけで、原発事件が起こったあとでの話である。いわゆるムラがなにも変わってない、ということがよくわかる。そして大マスコミも大きく言えばムラのメンバーだから、この手のニュースを全面には出さない。あの、そういうのが大好きだったはずの朝日でさえコッソリとしか出さないんだから、根は深いよなー。もうさ、菊地直子もカンペーちゃんもどうでもいいから、原発徹底的に考えた方がいいんじゃないのか。未来のこの国のために。いや、地球のために、か。