今日朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は、43〜44の推移だった。福井県の原子力安全専門委員会は、予定通り国が示す安全基準を了承した。大飯原発はフクイチで得られた知見や教訓が反映されている、というんである。免震事務棟もなく、フィルタ付きの格納容器ベント装置もなく、防波堤もない、すべては”これから用意するつもり”なんだけど、反映されている、というんである。もちろんそれらがあれば原発は安全だ、というんではなく、単にフクイチと同じことが起こっても対処できるはず、といった程度の安全策なんだけど、町長は、安全が評価されたことは住民の安心につながる、とか言っている。ナニも安全になってないんだけど、安全と言ったから安全だ、と言ってるわけである。もはや一種の宗教になってるのかもしれない。もっとも、すでに再稼働に関する記事は、どこのマスコミでも”経済”のカテゴリーに入っているのだけれど。