今日朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は、42〜43で推移していたようだ。東電のナニが新しいのか。昨日7月31日、日本政府(の原子力損害賠償支援機構)が、東電発行の新株を引き受けて1兆円払い込み、筆頭株主となったんである。もちろん議決権の過半を取得したので、これで東電は、国有化したんである。
うーん、ここ何年か、いろんなことが起こるなあ。日本航空はぶっ飛んだ。東電は国有化だ。そしてまた、いろんなことが変わってきた。これまで常識だったことが、常識じゃなくなってきた。たとえば民主党が政権取った。そしたら、それまで政治家に”建前としては”当たり前だった「約束を守る」というのが、どうやら守らなくてもよくなったらしい。宇宙人鳩山によって沖縄基地県外移設はぶっ飛び、子ども手当もぶっ飛び、責任取った政界引退もナシになり、地震を口実に高速無料化もぶっ飛び、反原発で動いた首相は追われ、さらに野田になってからはもう、そんな動きがどんどん加速されている。マニフェストだ公約だなんて言葉は、とっくに死語。ていうか、こりゃまるで戦時内閣である。消費税といい原発再稼働といい、野田がやってることはハッキリ言って「独裁」である。まあ、よく解釈すれば、そういう難局であると言えなくもないが、独裁呼ばわりされつつ、実は法律法律と言い続けてる橋下と大違いだぞ。もしかしたらワシの知らないうちに、この国のシステムは、どこかが大きく変わったのかもしれない。
