今日朝9時の線量は0.042μSv/h。そしてこの24時間は、42〜43で推移していたようだ。実にいい感じで安定している空気の流れ。富士山行けばよかったー。ちょっと想像力が足りなかったなあ。
まあワシの想像力が足りなくたって、ワシが写真撮り損なったというだけのことで、それが撮れようが撮れまいが、世の中に何の影響もないわけだけど、想像力が足りなくて問題だったのは、科学者たちだ。政治家はぶっちゃけた話、こうあればいいなあ、なんていうことを、勝手に言ってりゃいいんである。官僚は、そんなのを自分たちの利権や行く先を確保し、責任とらない方法で、それらをテキトーに実現していきゃいいんである。経済界は、この、なんちゅーんだ節度なきアメリカ式資本帝国主義(?)のような世の中になって以来、とにかく目先の利益だけがすべてである。つまり政治や官僚、経済界にとって、自己利益を追求するためには、どんなに誤った神話だって、相手が納得すりゃオッケーなんである。
しかし、科学者はダメだ。神話を信じてはいけない。もちろん自ら神話を作り上げるなんて、論外。しかし原発学者は、それをやったんである。0ではない可能性に着想し、それを探究して夢の実現に取り組むはずの科学者が、あり得ない、起こり得ない、という神話を作り、その上に胡座をかいて利権を貪ってた結果が、フクイチ事件だ。そしていま、あり得ない、起こり得ないを繰り返し、再稼働を進めている。つまり同じことが繰り返されているんだなあ。