今日朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は、42〜45で推移していたようだ。フクイチの冷却水流量が低下しているそうな。まるで事故は収束したようにみんなを勘違いさせて、関電の原発は再稼働したりしてるわけだが、実は福島の原発1〜3号基はいまこの瞬間も、1時間に数トンという水を炉心に送り込んで、ぶっ飛んだままの核燃料を冷却し続けている。そうしないと、核燃料はどんどん反応して熱くなって、そのうち勝手に再稼働しちゃうかもしれないわけだ。つまりいまは、薄氷を踏む思いで、東電が言うところの”冷温停止”を維持しているわけである。その注水量が低下し続けていて、東電ではいまだに、その理由を解明できていない。配管内にゴミが詰まってるんだろうということで、31日夕方からフラッシングしたけど状況は改善しなかったという。冷温停止を維持するだけの、冷却水の必要量を送り込めなくなったとき、東電はどうするんだろう。こんな重大なシステムに、バックアップがまともに用意されてないっぽいのは、いったいどういうわけなのかなあ。