今日朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は、42〜43で推移していたようだ。かなり下がり、かつ安定しているわけだけど、線量が原発事件以前より高いままであるのは間違いない。つまり原発の話は、まだナニも終わっていないわけだ。しかし去年12月に政府が原子炉の冷温停止を宣言したときに、厚労省はフクイチの現場の「緊急作業」指定を解除したそうだ。緊急作業とは、現場の放射線量が大きな被曝の可能性が高い作業員に対するがん検診を事業者に求め、中小企業には検診にかかる費用を補助する制度。政府が冷温停止を宣言したから、通常の原発と同じ扱いにするちゅーんだが、厚労省ってもしかしたら、クソバカ? 政府の冷温停止が正しいか間違ってるか、そんなことはどうでもいいけど、現実にフクイチが高線量なのは事実。政府の宣言と現場の線量は、何の関係もない。厚労省って、自分たちの官庁の役割を1mmも理解してないんじゃないか。