今日朝9時の線量は0.042μSv/h。そしてこの24時間は、41と42をウロウロしていたようだ。今日午前、原子力安全委員会が最後の会合を終えた。34年もあったそうな。その間、多くの委員にすんげー税金でギャラ払いながら、こんな馬鹿げた事件を未然に防げなかった。そんなチャンス、いくらもあったはずなのに。斑目が自分の責任は一切言及せず、リスクを前提に議論するのがはばかられる風潮があったとか他人事のように言ったそうな。まあたぶんコイツにとっては、就任から今日に至るまで、すべてが他人事だったんだろう。今回のフクイチ事件に関して、東電から官僚、政治家、産業界にいたるまで、みんな他人事なんだろう。つまり、だれも責任おっかぶらなくていいシステムが、ちゃんと機能しているのだ。それがこの国の、ある階層の人々のシステムなのだ。いや、もしかしたらそれこそが、日本そのもののシステムなのかもしれないなあ。あの戦争を、なみもかも軍部の独走だとか、一部の戦犯のせいにして、一億総ホッカムリしたんだよな。そういう意味では、無関心に電気を使ってきた我々もまた、フクイチ事件に関する戦犯の一人なのだろう。