今日朝9時の線量は0.042μSv/h。そしてこの24時間は、41〜43で推移していたようだ。以前、東電の株主総会で。賠償のための原資を作るためになにもかも売り飛ばさせようとする世論と、持ってるモノをなるべく手放さないようにしようとする東電の対決があって、東電が東電病院の売却を検討させられたことがあった。ある意味、猪瀬直樹だからこそ立てられた手柄だったが、それは東京都副知事のような行政力と調査力があってこそ突きつけられるデータがないと、東電は、いや、東電でなくても営利追求が第一の企業は、事故に不利な情報の一切合切を出さないし、突かれても知らぬ存ぜぬを決め込むという証左でもあった。そんなの、一般人には無理だから、結局のところ正義はカネと組織には勝てないのだ、という、とても悲しい話だったのだ。その東電病院の売却が、今年度中の入札というカタチで、ようやく前に進んだようだ。いかに高く売れるか、そしてそのカネを、東電はちゃんと賠償に回すのか。まだまだ監視の目が必要なのだ。