今日朝9時の線量は、0.045μSv/h。そしてこの24時間は41〜46で推移していたようだ。ピークは今朝の5時である。もうほとんど忘れ去られた昔話だけど、菅直人が持ち込んだストレステスト、1次と2次があったはずだけど、その2次はいったいどうなったんだっけ。結局、なにもしてないんじゃないのか。そもそもあのストレステストは、フクイチ事件を受けてEUが全原発143基は大丈夫なのか、テストしようとしたものを、菅直人が逆輸入したのだった。よく見えない勢力の影なる力に押されて、実質的に当時以上の安全性はナニも担保されないままに、再稼動に新規建設にとイケイケドンドンになりつつある日本を尻目に、EUではようやくストレステストが終了し、”「数百か所」の技術的改善点が見つかった“んだそうな。そして改善には最大250億ユーロ(約2兆5000億円)かかる見通しだという。乱暴に割り算すれば一基あたり175億円。日本じゃ、ちょっと高いところに非常用発電機用意したのでオッケー、なんてことで済ませてる原発ばっかりのようだが、とーぜん電力会社の連中は、改善が必要だと判断された内容の詳細なんか、とっくに入手して研究しているんだろうな? いやー、なにもしてないだろうな。日本じゃそんな真っ当なことで安全性上げるより、見えないロビー活動の方が経済効率がいいのだ。しかも、仮に日本でも一基あたり175億円必要だということになったとしたって、結局彼らはそれを、電気代の原価に入れちゃうだけなんだろう。総括原価方式、実に彼らにとって、よく出来たシステムなのだ。