今日朝9時の線量は0.042μSv/h。そしてこの24時間は、42〜49で推移していたようだ。ピークは昨夜の23時。某店のあたりも、しとしと雨が降っていた時間だなあ。
佐藤だらけでヤヤコシイけど、いま福島の知事やってる佐藤は、前の佐藤が止めた原発を稼働させるハンコ押すために知事にしてもらった知事だ。フクイチ事件以来、ずっと県民サイド、あるいは対東電、対政府に立っているような顔をしているが、福島に原発を作った張本人と言っても過言ではない渡部恒三(当時はもちろん自民党、現在は民主党最高顧問)の甥であり、言うまでもなく原発推進派の手先だ。そして実際にやっていることは、子どもでも年間20mmSvまで被曝オッケーだとか、校庭は3.8μSv/hまでオッケーだとか、18歳未満は医療費タダだとか、およそ非人道的な施策と、意図のよくわからない県民優遇策。コレはなにが目的かというと、きっと福島からの人口流出を防ぐことが第一義になっているんだろう。人が減る、産業が減る、ということは、イコール税収の減少だから、それはなにがなんでも避けたいんだろうなあ。
そんな彼らにとって、原発事故でガンになった、なんてのは最低のシナリオである。なので県民健康管理調査の検討委員会で、事前に秘密会を開催して“ガンと原発事故に因果関係はない”という認識を共通化させてたんだそうな。すでに甲状腺ガンが見つかっちゃった福島の子どもたち。それを、チェルノブイリでガン患者が増加したのは4年後からだった、という理由だけで、10万人にひとりと言われる子どもの甲状腺ガンを「因果関係ナシ」と切り捨てることを申し合わせていたわけだ。しかも、実際の委員会では委員のひとりが因果関係について質問し、それを県立医大が否定して全員が了承するというシナリオまで用意し、実際にその通り行われていたと言うから、まさに猿芝居。
いま、日本人ならみんな、復興を応援したいと思っている。できるならば福島の農産物を食べたいと思っている。しかし、県がこんなことやってるわけだから、コレは安全なんて言われても信用できないよなあ。福島で、真面目に一所懸命に復興に取り組んでいる人々を、これはかなり愚弄した話だと思うんだけど。