今日朝9時の線量は0.042μSv/h。そしてこの24時間は、42〜43で推移していたようだ。菅や野田に対してはあれだけ横柄な米倉が、安倍にはヘコヘコだ。まあ、一枚の写真でなにもかもがわかるわけじゃないけど、少なくとも各紙に掲載された写真は、どれもこれもそんな感じだった。あの階層の中のヒエラルキーでは、きっと米倉は格下なんだろう。安倍は言うまでもなく貴公子で、米倉なんか安倍の親や祖父その他郎党の召使いのようなもんだったのかもなあ。と、そんなことを感じさせる写真だった。一方で枝野は、30年代原発ゼロを目指すと言いつつ建設中の原発は工事を認めるというアンビバレントなことをしつつ、計画中の原発は準備工事に入っているものも含め、すべて建設を認めない考えを示した。経団連はもう、完全に民主を見限っている。民主は次の選挙のために、これからきっと反原発色を強めていくのかもしれない。
野田は役人の立場を尊重したあまりに増税路線を引いちゃって、経済界の立場を尊重して脱原発を大幅に後退させて、もともとなかった人気が凋落の一方。先般の自民党総裁選が、まるで首相選挙のように報道されたのを見てもわかるように、このままでは安倍のお膳立てである。ある意味、李明博同様のレイムダックだから、とりあえず領土問題では強気に見せて国民の歓心を買うだろう。現にそのおかげで、ちょいと支持率上がったわけだ。だから次に自民との相違点を作るとしたら、原発問題が最もわかりやすいだろう。アッチに政権が移ったら、あいつら原発バカスカ作りますよ。そもそもフクイチだってあいつらが原因なんですよ。だからまた事故起こしますよ。でも、我々なら反原発ですよ。というのが、アピールになるだろう。一時はそういうのの騎手に持ち上げられた橋下もすでに誰かに急所ガッチリ握られて腰砕けてるし、そこで起死回生を狙うのもアリだよなあ。まあ、とはいえこの政党、公約ひっくり返すのなんて屁とも思ってないのがバレてるので、そこがどう判断されるか、だなあ。