茅ヶ崎BOTCHY BOTCHY / 山木康世


元ふきのとうの、山木康世さんである。デビューしてから40年、そしてソロになって20年。『白い冬』『南風の頃』『風来坊』『思い出通り雨』『雨ふり道玄坂』『初夏』『春雷』『やさしさとして想い出として』そして武田鉄矢が唄った 『思えば遠くへ来たもんだ』など、代表曲を並べていたらえらいことになってしまうし、いまも精力的に詩を書き、どんどん曲を作り、CDを制作し、ライブをこなしている。ふきのとう、というと相方細坪基佳のハイトーンボイスをみんな思うわけだけど、作った人間が唄うのは、歌唱力だとか声質だとか、そんなもんをぶっ飛ばして、これはすごくいいのだ。魂が、なんて言い方はしたくないけど、やっぱり心が入ってるんだろうなあ。ライブでは、もちろんふきのとうの曲も唄うけれど、どちらかというと新しい曲の方をたくさん唄う。この人の才能は、40年たっても、まだまだ湧き出しているのだ。

Author: shun

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