今日朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は、42〜44で推移していたようだ。雨も降らないのにちょいと高め。フクイチでフレッシュな核物質が拡散するような作業をしてるのかな。
規制庁が、ある審議官が未公表の報告書案を規制すべき相手のエライ人に漏洩させたとして、訓告処分した上で更迭したそうな。まーでもこいつらって、建前としては三条委員会としての独立性をうたいつつ、個人個人で見れば、みんな元々の顔見知り。それも、取引先の相手なんてレベルじゃなく、もっとずぶずぶにもたれ合っている関係なんだから、ぶっちゃけ、人間を総入れ替えでもしないことにはダメなんだろうな。
そういやこの、役人の”更迭”ってのも、特殊用語だよなあ。一般の会社で誰かがチョンボして”飛ばされた”とかすると、ホントに課長がヒラに落ちるとか、本店から離れ小島の支店に異動するとか、まあ環境も地位も立場もギャラも転落したりするわけだけど、どうも役人の場合、それもこういう審議官のようなキャリア官僚の場合、その”もっとも重い”とかいう訓告喰らっても、それが出世の妨げになったなんて聞いたことがない。みんな、予定通り偉くなっていく。訓告喰らうのも、その業務上やむを得なかったとか、へたすりゃおまえ、よくやった、という感じだ。そして更迭されたつっても、元の官庁に戻ったら課長で転出したヤツが部長になったりしているし、官庁にいられない場合は、もちろん外部団体とかにエライ人として天下るのだ。
記事では「名雪哲夫審議官（５４）を同日付で訓告処分にし更迭、出身官庁の文部科学省に出向させた」というわけだが、規制庁へ移る前の文科省ではナニで、元に戻ってナニになったのか。さらにそのほとぼりが冷めた頃、どういうところへ動くのか。誰か追いかけてくれ。
