今日朝9時の線量は0.042μSv/h。そしてこの24時間は41〜60で推移していたようだ。ピークは昨夜の21時。雨が強かった時分である。
経産相の諮問機関「総合資源エネルギー調査会」ちゅーのがあって、この国の中長期的なエネルギー政策の基本計画を総合部会で検討するわけだ。まあ委員は結局のところ経産省が選ぶわけだし、日本の役所は縦割り&省益最優先なので、経産省の望むカタチの結論を導き出すための、いわば出来レースのような、あるいはアリバイ作りのような機関なわけだ。で、前は民主党政権が脱原発を言ってたので反原発派もメンバーにいたわけだが、経産省自体はもちろん原発行け行けどんどん。自民が政権取ったので、露骨にメンバーの入れ替えを計り、脱原発派を5人も粛清(笑)。新たに入ったのは旧動力炉・核燃料開発事業団（現・日本原子力研究開発機構）主任研究員から京大教授に移った山名元や、”政府の責任”で再稼働を要求し続けている福井県知事の西川一誠、会長が経団連副会長を勤めたこともある日産自動車CEOのひとり志賀俊之だとか、まあ新聞には”容認派”なんて書いてるけど、ハッキリ言っちゃえば推進派ばかりである。もはや政府のエネルギー基本計画がどんなものになるか、見えたも同然なのだ。
