今日朝9時の線量は0.042μSv/h。そしてこの24時間は41〜42で推移していたようだ。固定型モニタリングポストのデータ解析に1年半もかかった福島県だけど、そのデータの一部は回収直後に削除してたそうな。「データを上書きし記録も残っていない」とか言ってるそうな。メーカーには『データを取り出せない』と言われたそうな。別記事でもデータ隠蔽の疑念を拭えないとか書いてるけど、こんなもん、隠蔽以外のなにものでもないだろう。ああいう記録計は言うまでもなく、地震計とかと同じで、データを記録するために作られている。データを残し、あとで使うために作られている。エンドレステープをグルグル回していた時代の防犯カメラなどとは違うのだ。つまり明確な意図を持って操作しなければ、データの削除なんかできないんである。ってことは、まあ普通に考えれば、出てはいけない数字がそこに記録されていた、ということだろう。と、そう思われるのが当たり前である。あるいは福島県職員は、測定器というモノの理解もできずに好き勝手に操作したり、そんな不法行為が許されるほどにクソバカ揃いなんだろうか。
何度も書いているように、福島県は、ていうか、県と言う行政組織は、少なくともこっちにいて流れ伝わる情報を見ている限り、県民を守ることよりも、県と言う組織を維持し、県勢を維持するため県民の流出を徹底的に押さえ込むことしか考えていないのではないかと思わざるを得ない。データ的には、もう、そんな県からはとっとと逃げ出した方が身のためだと思う。しかし福島に住んでいる人たちの郷土愛を思うと、まったく暗澹たる気分になっちゃうのだ。
