今日朝9時の線量は0.042μSv/h。そしてこの24時間は41〜42で推移していたようだ。ただ、昨日10時以降の23時間は、ずっと42。北風が吹いてると、ビミョーに高い。つっても0.001μが有意な差なのかどうかは、それこそビミョーなところだが。ふたりも電力業界のヒモ付きだった原子力委員会委員。東電出身の尾本委員がフクイチ事件後も東電から顧問料を受領していたのがばれて辞任。そしてこんどは秋庭悦子委員も自身が設立したNPOに事件後だけで少なくとも1800万円からのカネが流れ込んでいた。「あくまで中立に勉強する場を作るということで、電力業界の意向に沿った活動ではない」とか言ってるそうだが、そんなヤツらに1800万円も出すバカはいない。NPOを名乗っちゃいるが、実質的には原発の安全性を電力会社に成り代わって広報する”消費生活アドバイザー”だったわけだ。で、この報道に対して菅官房長官は「顧問として相談に応じることは原子力委員としての活動に支障があるものではない」として辞任の必要はないと言っている。そりゃそうだ。公正中立とかいうタテマエがどっかにあるらしく、原発推進側だけを集め秘密会合を持つなどと批判されてるようなんだけど、原子力委員会はそもそも、原子力の利用を推進するための政府機関なんである。どうも記事などを見ていると委員会のあり方を問うものが多いけど、それは委員会の趣旨そのものを理解していないとしか思えない。問題にするとしたら、そういう委員会そのものがいまも存在していることとか、委員会が経産省ではなく内閣府の下にあることだとか、なんじゃないのか。
