今日のサザンビーチ と今日の放射線量!?


今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間はずっと41で推移していたようだ。
ちょいと古い話だけど、4月11日の読売の社説は、さすが原発の父、正力の会社だなあと思わせるものだった。要は原発に100%の安全性を求めるな、という主張なんである。100%の安全なんか求めたら、原発なんか動かせないつってるんである。
規制委の新基準に関して
「基準の検討過程で内外から相次いだ「ゼロリスクを求め過ぎだ」との批判はほとんど反映されなかった」
内外から相次いだ批判=経団連および電力事業者の要望以外には目にした覚えがない
「専門家が「過剰」と指摘する項目もある。典型例が、重大事故時に原子炉内の圧力を逃す手段であるフィルター付きベントだ」
専門家が「過剰」と指摘する=電力事業者あるいは産業界以外から耳にした覚えはない。そりゃフィルターあった方がいいのは決まってるので、推進派学者すらその点はウニャウニャ言ってるヤツが多いのだ。
「基準は全原発に設置を義務づけたが、米国は先月、専門家の議論を経て、米国の原発には当面、不要とした」
それはシェールガスによって原発のコストの優位性がひっくり返り、もはやこれ以上の投資が合わなくなったから、という純粋に経済的な理由によるんで、安全はまったく関係がないけど、アメリカは安全を専門家が考えて不要と判断した、とミスリードさせる文章になっている。
「安全向上は大切だが、費用がかさみ、廃炉を迫られる例も出るのではないか」
いや、だから、そりゃしょうがないだろう、危ない原発を動かすわけにはイカンだろう、というのが新しい規制で、それがなくてみんなイケイケだったからフクイチがぶっ飛んだ、とみんな思ってるわけだ。この社説がどういうスタンスで書かれているか、よくわかる言葉なのだ。

Author: shun

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