今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間は40〜42で推移していたようだ。東北ではいまも海などで行方不明者の捜索が行われている。不明者の捜索というのは、つまり遺体の回収だ。いまも見つからない多くの人々。それだけでも胸の痛む話だけれど、福島ではフクイチがまき散らした放射性物質のせいで、遺体の捜索どころではなくて、まだ生きているかもしれない人々さえ探しに行けなかった家族がいるのだ。そんな精神的苦痛に対する賠償を求めていた遺族が東電と和解したというニュースがあって、ある遺族は和解金計2923万6376円だというんだけど、よく読んだらその金額は土地や家財の財物損害賠償も含んだもので、親族の捜索を継続できなかった精神的損害は、1人当たり最大で145万円程度だったりするようだ。まだ誰も入れない場所で眠る被災者に聞かせてあげたいニュースじゃないか。