今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は40〜60で推移していたようだ。ピークは深夜の24時。活断層認定に、地元敦賀は大騒ぎである。もちろん、安堵の声ではなく、カネはどうするんだという悲鳴だ。廃炉という結論ありきの議論だとか、拙速な判断だとか、幅広い分野の有識者らの見解の集約がなされていないとかいうけど、そんなことはないだろう。有識者が半年から侃々諤々やって、活断層だと認定したという話なんである。地元の意見を聞かないとか、原発が止まってから約3000人の仕事がなくなったとかいうが、それは原発の安全性にはまったく無関係な話で、そこに科学的見地は皆無である。シャブ漬けにされてきた立地自治体。漬けた方も悪いけど、漬けられた方にも責任はある。どっちも悪いんだから、原発という施設の安全性が担保できないと科学的に証明されたなら、双方の手で、新しい解決策を探っていくしかないのだ。シャブ欲しさに”原発ありき”では、それこそ本末転倒なのだ。敦賀の状況を見て「決してひとごとではない」とか言ってた東通も、どうやら活断層だと認定されそうな方向だし、あの山のような箱物、どう維持するんだろう。