今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間は40〜42で推移していたようだ。原賠支援機構が東電に4回目の追加支援を要請された。今回は6662億円を要請し、これで総額は3兆7893億円だとか。東電、こんなカネは当面支払えないので、被害者補償を優先するため、というタテマエのもと、JALと違って東電をなんとしてでも潰さないために、政府が税金を投入する迂回装置として作った組織が原子力損害賠償支援機構だ。その政府保証枠は5兆円だから、そろそろ天井が見えてきた。しかし賠償は、まだまだその端緒についたばかりとも言える状況。単に政府保証枠を広げるのか、新たな手段をでっち上げるか知らないが、おそらくは10兆を軽く超えるような被害額も、これからもしかしたらボコボコ出てくる廃炉原発の撤去費用も、それがどんなカタチで我々が負担されられるにしろ、ぜーーんぶ電力の「原価」だったのだということを忘れないようにしないとなあ。
