今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は40〜41で推移していたようだ。なお、この写真は今日の午後3時20分くらいに撮ったもの。
東電でいちばんの有名人は、現社長の廣瀬ではなく、ワンポイントリリーフだった西澤でもなく、記者会見や国会などで悪名を轟かせた勝俣でもなく、とっくに忘れ去られた当時社長のパシリ清水なんかでもなく、吉田昌郎であろう。その、当時の1F、あるいはフクイチこと福島第一原子力発電所所長が、食道癌で亡くなったそうな。
で、その件に関してはコメントすることもないし、もちろん冥福を祈るものだけど、やっぱりかよ、とか辟易したのが賛美系のツィートの嵐。”あなたのおかげで日本が救われた”みたいなヒーロー扱いだったり、口惜しいだの残念だの涙が止まらないだの、おまえの家族かよ、みたいなのだったり。いやー、まあ、いいんだけどさ。あの大地震のあとも、原発事故のあとも、何ヶ月もそんなのが続いたなあ。まあ、それぞれ個人が勝手にしゃべってるんだから、いちいち捕まえてナニか言うのは大きなお世話なんではあるが、こういうふうに素直に思い込めちゃう人ってのは、うまく情報を与えてあげれば、たとえば政府やマスコミが思いのままに操れちゃうんだろうなあ、なんて気になっちゃうんである。といって、そんな風に書いてると、まるで上からモノを言ってるみたいだよなあ。あー、こういう話を書くのって、とても難しい。