今日朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は40〜65で推移していたようだ。ピークは未明の2時。で、この数字は1時間平均なので65だけど、10分単位で見れば1時20分に70nSv/hまで上がってたりする。数字はホントに難しいのだ。
そういや今日の福島民報Webで(フクイチ事件前、よもや自分がそんな新聞社のWebを毎日見るようになるなんて思いもしなかったなあ)、北関東磐越５県知事会議が開催され、「国策として原子力事業が推進されてきた経緯を踏まえ、政府の賠償責任を原子力損害賠償法で明確に位置付けるよう法改正を求める」ことが決議されたそうな。国策として原発推進してきたのはその通りだけど、その国策に乗っかってオイシイ飴ちゃんをしゃぶってきたヤツらも多いわけで、そのへん地元として総括はしなくていいのか。福島の佐藤は「法的に政府の責任が明確となり、政府が賠償金を出すとなれば、（課題解決に向け）円滑になる」なんてゆっとるそうだが、原発動かすために知事になった(ていうか渡部恒三に知事に据えられた)おまえが言うか、っちゅー話だ。一方、泉田新潟県知事は、”賠償金が東電の経営を圧迫する現状では、賠償範囲の拡大は難しいと指摘”したそうで、まあ、現実派の知事であることがよくわかる。規制委の田中が言うような(というか、そういうふうに情報操作してるつもりなんだろう)変人ではないのだ。
中越沖地震で柏崎原発は火を出している。その件を踏まえ、泉田知事はかなり現実的に原発の安全を担保するための指摘を数十項目も提出しているが、田中は「回答の義務はない」と突っぱねた。回答すると、とてもまずいことになるんである。あの人々にとって。
