今日のサザンビーチ と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間は40〜42で推移していたようだ。
規制委は昨日、東電の廃炉計画を認可した。計画の安全対策は充分だと評価しながら、一方で地下汚染水の早期除去などを東電に要求している。それって、計画が充分ではないっちゅーことではないのか。汚染水問題が廃炉計画に入ってなくて、安全対策=再臨界しない、ってことだけなのかというとそうではなくて、放射性物質が漏洩した場合の対策なんてのも、計画に入っているらしい。いまのフクイチでは、それがまったくまともにできてなくて、その対策さえ手探りで進めてられているわけだが、そんな中で計画が出され、その計画を安全だと評価し、しかし注文を付ける。もー、さっぱりわからん。田中は「認可により検査が強化され、トラブルを防いだり、安全性の向上に役立つ」といっとるようだ。確かに改正原子炉等規制法に基づいて、規制委はより強い権限で廃炉作業を監視できるけれど、東電の廃炉計画がどんなもので、それのどこをもってして安全対策が充分だと判断したのか、さっぱりわからん。まあ、計画書は2000ページあるというし、全文読んだってさっぱりなのかもしれないが、それこそが、彼らの思うつぼなのかもなあ。
今日は敗戦記念日。昔は、この日に日本人が、なにか大事なものを置き忘れたんだと思ってたわけだけど、そうじゃなかった。戦争に至る経緯を知れば知るほど、日本人は、結果的に日本人の総意として、戦争に突っ込んでいったことがわかってくる。日本人はなぜか、アタマがいいのではなく、勉強ができるヤツらに、その運命を委ねちゃうのだ。2000ページもある計画書とか、政府のエライ人だとか、大企業の経営者だとか、そういうのに煙に巻かれて、わかった気になっちゃうのだ。和を大事にするちゅーか、雰囲気を壊さないために、なにか言うべき時に黙っちゃうのだ。そして、みんながなんとなく、ある方向へ向かってるときに、ストッパーが効かなくなるようなのだ。
なんだかとりとめもない日記になっちゃったけど、それも日記。敗戦から68年目の今日。ということは、ワシってまだまだ戦後、という時代に生まれたんだなあ、なんてことを思い出したり、子どもの頃に聞かされた、生々しい戦争の話なんかを思い出しながら、今日は8月15日、なのだ。

Author: shun

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