今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は40〜41で推移していたようだ。サザンビーチの写真は、メディアのCFカードが死んだので、新兵器のテストで撮った烏帽子岩。誰かふたりくらい、遊んでいるようだ。こどもかな。
原発は建設や稼働より、廃炉の方がずっと難しいわけで、これまでもいろんなメディアで紹介されてきているわけだ、よく紹介されるのはドイツの原発だったりしたけど、毎日新聞のWebではイギリスのトロースフィニッド原発における廃炉作業が紹介されていた。1965年に運転を開始し、1993年に廃炉作業がはじまって20年。そして廃炉の完了まで、あと70年が見込まれている。特に、圧力容器周辺や中間貯蔵施設内の放射線レベルが高いため、2026年に一度作業を中断、そして2073年に廃炉作業の最終段階に着手する予定だ、なんてあたりは、核廃棄物を扱う難しさがよくわかる話だ。原発作って26年間電気を起こして売って、それで得た利益と、そのあと70年かけて原発を廃炉にする費用、ホントに見合ってるのかなあ。もちろん、まったく見合ってないだろう。おそらく世界中どこの国でも、原発は安全保障なんかの問題と絡んで廃炉のことは考えずに動き始め、稼働の利益は電力会社がポケットに入れ、そして国民が尻を拭くことになっているのではないだろうか。
すでに原発、日本に54基、世界に四百数十基と、現実にはいっぱいあるんである。ワシが重工業な会社のトップなら、直ちに原発反対に回るとともに、廃炉ビジネスに算入するぜ。一発受注すれば、向こう100年から事業は安泰だもんね。