今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は39〜40で推移していたようだ。まもなく定期検査のため停止する、国内で唯一稼働している大飯原発。その施設を縦断する断層が活断層かどうかという問題で、規制委の有識者調査団は「シロ」判定の見解で一致したそうな。しかし、その調査は関電自体が実施したもののまま。よくわからない経緯で稼働しちゃって、それから発足した規制委も、稼働を追認するための方便としか思えない「事前確認」を実施して9月までの稼働を認めたものの、関電の地下構造の分析について「詳細に把握できているとは言い難い」と指摘していたはず。今回も、断層の位置そのものを巡って意見がまとまらず”継続して検討していく”んだそうな。活断層ではないとしつつ、断層の位置を今後も検討って、意味わかんないんだけど。規制委、大飯あるいは関電だけを優遇せねばならない、ナニか理由でもあるのか。あるいは今後の再稼働申請について、すべてこういうなし崩しで許可していくのか。もちろん今回の話はあくまでも、ある断層が活断層かどうか、という話であって、再稼働申請の許可とは別の話だけど、我々は、活断層ではない=安全=再稼働オッケー、というイメージ付けの方をこそ、むしろシッカリ監視していかなければならないのかもしれない。