今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は40〜44で推移していたようだ。アンダーコントロールなフクイチの港湾内で、セシウム134、137の濃度が急上昇しているそうな。0.3平方km港湾内に完全にブロックされているはずなんだけど1キロ沖合でセシウム137が1.4Bq検出されてたり。ロイターでは、東電は、原発敷地外に排出する場合の基準値(90Bq)を大幅に下回ると説明しているそうだけど、原発から出てくる瞬間の水の基準値と1km沖合いの海水を比べて、なんの意味があるというんだろう。1km沖合いでそんな基準値超えたら、福島の海は終わりである。さらに、なぜか朝日の報道では、東電はWHOの飲料水水質ガイドライン(10Bq)よりも少なく環境への影響はないと説明したとあるが、海流もある海で1km先まで拡散してなお、水質ガイドラインの1/7もの放射性物質が検出されるってのは、ものすごいことなんだと朝日の記者は思わないのか。それにしても、こういうニュースの第一報は、その多くがロイターだったりするのはなぜかなあ。日本の大マスコミは、まず、東電や経済界のお仲間である上層部に、記事を載せていいかどうか、お伺いを立てているのかなあ。