今日朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は40〜43で推移していたようだ。安倍が福島で、シラスやタコを喰ったそうな。バカである。この手のパフォーマンス、なんか意味あるのか。ワシの愛読する雑誌にVIBESつーバイカー雑誌(ハーレー雑誌か)があるわけだが、その先月号である南相馬のライダーが紹介されていた。漁師の彼は、もちろん一刻も早く漁に出たいわけだけれど、いま、福島の海で魚を獲ったとしたら、その獲った魚を自分は食べるけれど、自分の子どもには食べさせないという。おかしいじゃないかと言われたら何も言えないけれど、でも、政府の言ってることは、もう誰も信用していないから、と彼は言うわけだ。そのやりきれない思いは、きっと、間抜け顔でタコを喰ってるこの男には伝わっていない。
記事によれば安倍は、「試験操業が始まり、多くの魚種で全く問題ないというデータが出ているが、風評被害は本当に大きなものがある。正しい発信をして、払拭していきたい」とあいさつしたそうな。風評じゃないんだっちゅーの。ホントの被害なんだよ。カイワレとは違うのだ。いま、福島の原発からは、とめどなく放射性物質が海へ流れ込んでいるんである。それが”海で拡散され希釈され”、都合よく決めた数字の”以下”だから安全だ、と強弁する政府を、もはや誰も信じていないのだ。ホントに安全をアピールしたいなら、明日から首相官邸も私邸も、国会議事堂も議員会館も中央官庁も、すべての食堂で福島の米を喰い、魚を喰い、肉を喰い、野菜を食え。
